facebook企業ページの活用で押さえておくポイント
facebook企業ページの活用で押さえておくポイント
◆文:福田英明(株式会社ダブルループ)
株式会社ダブルループ HP
初めまして、株式会社ダブルループの福田と申します。
弊社はホームページの制作及び、WEBのコンサルティングを行なっており、約3年前からfacebookに注力し、facebookページの制作は100サイト以上、facebook活用のセミナー講演は30回以上行ってきました。
今までのサイト制作の経験や、運用支援のノウハウを生かして、読者の皆様にfacebook活用のポイント等を伝えていければと思っております。
個人アカウントと企業ページの違い
facebookはマーク・ザッカーバーグが2004年にハーバード大学にて始めたサービスということをご存知の方は多いと思いますが、現在全世界では10億人以上、日本国内でも2,200万人以上の利用者がいます。
他のSNSツール(mixi ,twitter等)と比べても非常に利用者が多く、ビジネスを行なっていく上で、facebookは無視できない存在にまでなってきております。
本コラムではfacebookの個人アカウントでなはく、facebookの企業のページをどのように使っていくのかということを随時執筆していく予定ですが、そもそも個人アカウントと企業ページは何が違うのでしょうか?
使い方は似ている部分も非常に多いですが、決定的に違うのは、企業ページは、不特定多数(友達という関係がない人でも)に対して、メルマガのように一斉に情報発信をできることです。
facebookの企業ページのアカウントは個人の画面から簡単に取得することが可能です。
facebook企業ページのメリットとは
facebookの機能の中に「いいね!」というボタンがあります。
個人で使う際は、友だちの投稿に関して、「それ美味しそうだね」とか「私もあなたの投稿に同意するよ」という意味で使われることが多いのですが、企業ページの中にある「いいね!」は全く意味合いが違います。
(※個人と同様に企業ページの中の投稿は同じ意味を持ちます。)
では、どのように違うのでしょうか?
企業ページの「いいね!」は「あなたの投稿を受け取ってもいいよ。」とか「あなたの投稿を受取りたい!」という意思表示になります。
メルマガの配信許諾の意味合いに近いです。
企業にとっては、「いいね!」の数を集めることにより、多くの人に情報発信を行うことができるようになりますし、一方で「いいね!」を押した人に関しても、わざわざその企業のfacebookページに行かなくても、情報を受け取れるという双方にメリットがあります。
企業が発信する情報は、「いいね!」を押した人のニュースフィード上に、友達の投稿と重なるように出てきます。
メルマガと違って、情報の受け取り方があまりしつこくないのも人気の一因です。
つまり、facebookの企業ページを開設し、そこから集客や売上アップを行うに当っては、この「いいね!」の数というのが一つ重要な指標になります。
情報発信の事例
では、実際のどのような使い方をするのでしょうか?
国内コンビニ大手ローソンの事例を挙げて説明をしたいと思います。
現在ローソンのfacebookページの「いいね!」数は約54万という数字があります。
つまり約54万人の人に対して、情報発信をできる可能性があるということになります。
実際の投稿内容としては、「新作のスイーツを仕入れました」とか「からあげクン増量キャンペーン」やってますとかそういった内容です。
それを見た読者が興味があれば、実際に店舗に足を運び、新作のスイーツを購入したり、からあげクンを購入したりという形になります。
このような形で、facebookから実際の購入までの流れができているということになります。
実店舗を持たないお店の場合は、これを運営しているECサイトのリンク等を貼って、
そこで商品を購入してもらうという形になります。
投稿の内容や頻度が重要
facebookの企業ページの「いいね!」の数を集めるだけを目的として、facebookページを運営しても、それは全くfacebookからの集客に繋がりません。
facebookの企業ページの「いいね!」を多数保有していても、投稿をしなければ、それはメルマガの保有リストに対して、何もメルマガを送らないのと同義です。
どれくらいの頻度で投稿するか、どの時間帯に投稿するか、どのような内容で投稿するか
きちんと目標を立てて、計画的にfacebookへの投稿を行なっていきましょう。
まとめ
今回執筆したコラムの内容のおさらいですが
・facebook個人アカウントと企業ページの大きな違いは、企業ページは不特定多数に情報発信ができることにある。
・facebook企業ページの情報発信を行うに当っては、「いいね!」の数が重要
・「いいね!」の数を追うだけではなく、どれくらいの頻度で投稿するか、どの時間帯に投稿するか、どのような内容で投稿するかの戦略を練ることが重要。
以上3点になります。
上記でfacebook企業ページのポイントを押さえてもらえればと思います。
【執筆者説明】
株式会社ダブルループ
代表取締役 福田英明
2003年明治大学政治経済学部卒業後、株式会社大塚商会に入社。営業経験を経た後、2005年に楽天株式会社に転職。楽天では、「楽天ビジネス」にて営業・コンサルの責任者を務める。2010年独立、現在WEB戦略を基にした企業のコンサルティングを行っている
TEL:03-4590-0785 FAX:03-6893-3764
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