組織を前進させる意思決定の本

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(東京都千代田区)は、2025年2月21日に新刊『ビジネスリーダーのための意思決定の教科書』(川口荘史著)を発売した。変化の激しい現代ビジネス環境において、リーダーが直面する数々の意思決定課題に対し、実践的かつ体系的なガイドラインを示す内容となっている。

著者の実績に裏付けられた実践的知見

本書の著者である川口荘史氏は、外資系投資銀行でM&A業務に従事した後、複数のベンチャー企業の創業に携わり、2017年に株式会社ミーミルを設立。2020年にはユーザベースグループの傘下に入り、同社CEOとして企業の意思決定支援に取り組み続けている。こうした豊富な実務経験に基づく知見が、本書には余すところなく詰め込まれており、ビジネスリーダーに求められる高精度な判断力の育成を後押しする。

意思決定力を強化する4つの視点

本書の中心的なテーマとして、ビジネスシーン全般において必要とされる「意思決定の構成要素」が提示されている。著者は、精度の高い判断には、まずリーダーが自らの意志で決断する覚悟を持つことが重要だと説く。次に、問題解決に必要な問いを立て、仮説を構築する力が不可欠であると強調する。

さらに、正確な情報を収集・処理し、全体像を把握することが、意思決定の基盤となる。最後に、導き出した選択肢をわかりやすく言語化し、組織に伝えて行動を促す力が求められる。これら4つの要素は、著者自身のビジネス経験に基づく具体的な事例とともに解説されており、実践的に活用しやすい内容となっている。

守屋実氏が推薦する理由

新規事業家として知られる守屋実氏も本書を高く評価しており、「人生と経営は日々の意思決定の積み重ねであり、この書籍はその“つかみどころ”を明確に示している」と推薦のコメントを寄せている。ビジネスと人生における意思決定の重要性を再認識させる一冊として、信頼に足る内容だ。

書籍情報と購入案内

本書は、特に経営者やマネージャー、新規事業担当者など、日々答えのない問題に向き合うビジネスリーダー層に向けて執筆されている。さらに、リーダーシップの向上やキャリア形成を目指すビジネスパーソンにとっても、実用性の高い一冊である。

書籍タイトルは『ビジネスリーダーのための意思決定の教科書』で、発売日は2025年2月21日。発行元はディスカヴァー・トゥエンティワンで、単行本(ソフトカバー)形式の416ページとなっている。ISBN番号は978-4799331279。

書籍はAmazonや楽天ブックスで購入可能だ。紙書籍はAmazonや楽天ブックスで購入でき、電子書籍版もAmazonにて販売されている。