製造業の現場と経営をつなぐ新たな手法「スキルマネジメント」を提案する一冊が登場。
人材育成や事業目標達成に向けた具体的なメソッドと実例を解説する本書は、製造業の未来を切りひらく必携書だ。

書籍情報

タイトル：『つくる人がいきるスキルマネジメント〜現場と経営をつなぎ、製造業の未来をひらくアプローチ〜』
著者：山川隆史
出版社：株式会社東洋経済新報社
発売日：2024年10月30日
定価：1,870円（税込）
ISBN：978-4344947900
書籍出版記念特設ページ：https://bit.ly/3C6c92f
Amazon購入ページ

本書は、製造業における人材育成とスキルマネジメントの新しい手法を提案する一冊だ。スキルデータの活用による人材配置や育成、事業拡大のための実践的なアプローチが解説されている。

本書の特徴

『つくる人がいきるスキルマネジメント』は、製造業の基盤を支える「QCDS（製品の品質・コスト・納期・安全）」を向上させるための新しいアプローチを提示する。著者が培った20年以上にわたる現場支援の経験とノウハウを基に、スキルマネジメントの基本概念から導入方法、具体的な応用事例までをわかりやすく解説している点が特長だ。

スキルデータを体系化・可視化することで、従来の勘や経験に頼らず、人材育成や配置を科学的に進める手法を提案している。また、現場の課題を経営とつなげるための実践的なアプローチも紹介されており、現場リーダーや経営者にとって有用な内容が詰まっている。

筆者について

著者の山川隆史氏は、信越化学工業株式会社でのビジネス開発や市場開拓の経験を経て、製造業の人材育成支援に特化した会社を設立。2016年に株式会社Skillnoteを立ち上げ、代表取締役に就任した。「つくる人が、いきる世界へ」をビジョンに掲げ、これまで150社以上の製造業を対象に支援を行ってきた実績を持つ。

山川氏が提唱する「スキルマネジメント」は、高齢化や技術伝承の停滞、労働市場の流動化といった製造業の課題に対応する新たなソリューションとして、多くの企業から注目を集めている。