【書籍紹介】『売れる値上げ』が登場!値上げ時代を勝ち抜くためのブランディング戦略
値上げラッシュが続く昨今、多くの企業が価格上昇と顧客離れのジレンマに悩まされています。そんな中、リブランディング支援専門のコンサルティングファーム、株式会社YRK andの常務取締役 深井賢一氏が、値上げを成功に導くための書籍『売れる値上げ』(青春出版社)を出版しました。本書では、17社の成功事例を通じて、値上げを単なる価格上昇ではなく、ブランド価値向上につなげる戦略を解説しています。
書籍情報
- 書名:売れる値上げ
- 著者:深井賢一
- 出版社:青春出版社
- 価格:1,760円(税込)
- ISBN:978-4-413-11421-9
- Amazonでの購入はこちら
本書の特徴
本書では、ニチバン、ネスレ日本、カゴメなど、様々な業界の17社の企業が、どのように値上げを行いながら顧客の支持を得てきたのか、具体的な事例を交えて解説しています。単なるコスト上昇分を価格に転嫁するのではなく、「共感」と「参加」をキーワードに、顧客との新たな関係性を構築することで、ブランド価値を高める戦略を学ぶことができます。
例えば、ネスレ日本のキットカットは、外装を紙化する取り組みを通じて、環境問題への意識が高い顧客層の共感を得ることに成功しました。また、カゴメは、顧客が自分だけのナポリタンレシピを投稿するキャンペーンを実施することで、顧客を「仲間」として巻き込み、ブランドへの愛着を深めることに成功しています。
さらに、本書では、値上げを付加価値に変えるための7つのメソッドを具体的に紹介。これらのメソッドは、あらゆる業種の企業が応用できる実践的な内容となっています。
筆者について
株式会社 YRK and
常務取締役 TOKYO代表
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会 事務局長
深井賢一
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会 事務局長。1989年 株式会社 YRK and 入社。マーケティングプランナーとして、食品・日用品・医薬品などのマーケティングやプロモーション、流通小売業の業態開発・売場開発に携わる。
現在はソーシャルプロダクツの適正な市場普及や、SDGsの本業化・ブランディング・コミュニケーション活用を企業に導入するためコンサルタントとして活躍。