リカバリー(疲労回復)ウエアのベネクス プロバスケチームと「休養契約」締結 新潟アルビレックスBBの選手の疲労回復をサポート
繊維メーカーで、休養・睡眠時専用のリカバリー(疲労回復)ウエアを製造販売する株式会社ベネクス(神奈川県厚木市、代表取締役 中村太一氏)は、プロバスケットチーム「新潟アルビレックスBB」と、選手の休養・疲労回復をサポートする「リカバリー契約」を締結した。
同チームを運営する株式会社新潟プロバスケットボールと2017年9月16日(土)から1年間契約を結び、全選手には上下ウエアを、チームに帯同するトレーナーにはマッサージ専用のクロス(あて布)を提供する。
選手には、疲労回復を促す同社のリカバリーウエアを、練習や試合後、帰宅時に着用するよう心掛けてもらうほか、トレーナーには練習や試合後の選手へのマッサージの際に、筋肉をやわらげる効果が見込める専用クロス「トレーナーズクロス」(縦横2m×1・5m)を利用してもらう。同社と運営会社は、選手に積極的な(十分な)休養をとってもらうことで、試合中のパフォーマンス向上につなげたい考えだ。
ベネクスのリカバリーウエアは、ナノプラチナなど粒子状の鉱物を練り込んだ、独自開発の繊維を使用。ナノプラチナなどが発する微弱な電磁波が、自律神経(交感神経と副交感神経)のなかでもリラックス状態に働く副交感神経に作用し、筋肉の緊張をほぐしたり、血流を促し、疲労回復や安眠へと導いてくれる。
運動後の疲れをとりたいアスリートから口コミで広がり、最近では、慢性疲労のビジネスパーソンや肩こり・不眠に悩む主婦にまで、愛用者のすそ野が広がっている商品だ。
また、筋肉をほぐすのでジムやプロスポーツチームに帯同するトレーナーや一流アスリートの専属トレーナーにも人気で、施術の際にマッサージのあて布として専用のクロスが利用されている。
体操の世界選手権などに同行する今井聖晃さん(コナミスポーツクラブ体操部所属)も、その一人。今井さんからは「トレーナーズクロスを使うことによって副交感神経が優位になり、通常より副腎皮質ホルモンが早く出るため、治療のスピードが早くなります。今まで日数がかかっていた癒着、石灰沈着も早く取れ、手も深い所まで入りやすくなり、非常に治療の手助けをしてくれています」と、高い評価を得ている。
ドイツでは水泳協会と“リカバリー契約”、2020年まで
同社は、今回のような「リカバリー契約」を、ドイツ水泳協会と、2017年1月から東京五輪を終える2020年12月まで締結している。現在ドイツで販売している現地仕様の商品を提供し、選手の休養をサポート。今後は、運動後に加え、車や飛行機での移動時にも着用するウエアや、練習後のマッサージ時に使用する施術用クロスなどを、同協会からの要望をもとに、共同開発を行っていく。
また現地では2016年8月から、ドイツ連邦とボッフム大学との産学官連携による、ドイツナショナル競泳チームの選手を被験者にした、ウエア着用時の疲労回復の改善に関する研究プロジェクトも始動している。
産学官連携に先駆けてボッフム大学と行った研究では、「同大学の運動部の選手を被験者とした、運動後のリカバリーウエア着用実験で、睡眠効果の向上」が分かり、その結果を、世界最大のスポーツサイエンスの学会「the European College of Sport Science」(2016年7月)にて共同発表を行っている。
株式会社べネクス
〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
連絡先:046-200-9288
https://www.venex-j.co.jp/