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株式会社仲代金属 新潟工場 × BigLife21

◆インタビュアー:加藤俊 /文:渡辺友樹

金属を細く正確に切断する「スリット加工」において世界トップレベルの技術力を誇る株式会社仲代金属(本社:東京都足立区)は、2014年9月号に続いて2回目のご紹介となる。今回は同社新潟工場から、前回に続いての出演となる小林一貴新潟工場長のほか、柿本高明品質保証部長、津村みゆき受注管理グループ長の3名にお越しいただいた。

オビ インタビュー

(本稿は動画を再編集し、一部を紹介するものです。本稿では触れませんが、動画内では貴重な工場内の映像や、豊かな自然に溢れる周辺地域の風景なども紹介しています。ぜひご覧ください)

新潟工場について

加藤:みなさんが働いている新潟工場を紹介してください。

 

小林

小林:新潟工場の加工機械は、大きく分けて三つあります。一つ目が「スリット加工機」です。金属を色々なサイズにスリットして巻き取る機械です。これは足立区の加平工場にも同じ機械があるため、加平と新潟とで同品質で加工することができます。

 

加藤:なるほど。

 

小林:二つ目が「トラバース巻き機」で、細幅を得意とする機械です。エアバッグのステアリングコネクターの部分などに使われます。

 

加藤:撮ってきていただいた映像の中にもありましたね。

 

小林:はい。そして三つ目は「シートカット機」です。これが他の二つの機械と異なるのは、長手方向に切断していくことです。前回ご紹介したリチウムイオン電池の試験片となるニッケル小片などをこの機械で加工しています。

新潟工場ではこれら三つの機械を使って業務を行っています。自動車関係の部品や、非常灯の中の蓄電池の電極、携帯電話の部品などを製作しています。

 

品質保証部

加藤:柿本さんの品質保証部ではどのようなお仕事をされているんですか?

 

柿本:弊社で取得しているISO9001と14001の維持や、品質面についてのお客様への対応も担当しています。問題が起こったときに対応したり、こんなものを作りましょうといった打ち合わせなどを行います。品質保証部としてお客様とお話しする機会を通じて、提案などもしていきます。

 

加藤:営業的な役割もあるわけですね。

 

柿本:弊社はいわゆる営業部を設けていないので、ここにいる小林工場長や受注管理グループの津村もそうですが、一人一人がお客様と接する中で営業的なアプローチをしています。技術者として専門的な知識を持つ者が直接お話しできるというメリットもあります。

 

加藤:確かに御社の製品は、技術に知見のある方が営業や販売を行った方がクライアントとしても分かりやすいですね。

 

 

受注管理グループ

加藤:津村さんの受注管理グループについて教えていただけますか?

 

津村

津村:お客様からのご注文やお問い合わせの窓口となるほか、加工費の見積もりの作成、加工製品の納期の管理、出荷の準備、運送の手配などもしています。

 

加藤:一般的な企業でいう総務のような役割も担っているのですね。

 

津村:そうですね。なんでもやりますという感じです。

 

加藤:頼もしいですね。

 

柿本:受注管理部は生産業務以外のすべてをやってくれています。

 

加藤:仲代金属といえば技術力ですが、それを縁の下で支えるのが津村さんたちの受注管理グループということですね。

 

『スマートエネルギーweek2015』 仲代金属全員

加藤:2015年は何かお話しいただける広報活動などはありますか?

 

柿本

柿本:2月25日(水)から27日(金)に東京ビッグサイトで開催される『スマートエネルギーweek2015』内の『第6回 国際2次電池展』に出展します。スマートグリッドや蓄電池をはじめ燃料電池、太陽光、風力発電などの再生可能エネルギーその試行、加工技術、電力小売にいたるまでスマートエネルギーに関するあらゆる製品システムが一堂に会する展示会です。専門分野ごとの展示会に分かれていて、最新技術製品を求める来場者と世界中から集まる出展社の間で多くの商談が行われます。

合わせて様々なセミナーも開かれ、連日世界のキーマンによる講演が開催されます。昨年は安倍総理の祝辞があり、アメリカのケネディ駐日大使も参加するなど、世界でも最大級の展示会です。今回もこれから発表される情報も含めて、大物ゲストが数多く登場する予定です。

 

加藤:御社の出展はどんな内容になるのですか?

 

柿本:前回出演時にもご紹介した、弊社のスリット加工の特長である『バリレス加工』した金属を展示します。ハサミで紙を切ったときの切断面と同様、金属の切断にも「バリ」が発生しますが、弊社はそのバリをきわめて少なく切断する技術を持っています。バリレス加工はスマートエネルギーweek2014』でも高品質との評価をいただいていましたが、技術を進化させ、『スマートエネルギーweek2015』ではさらにバリの少ないものをお見せする予定です。

 

加藤:それは楽しみですね。

 

柿本:ぜひブース(出展ブース小間位置:W25-20)にお立ち寄りいただき、バリレスをはじめ弊社の加工技術を目で見て、手に取って感じていただければと思います。

 

 

『あだちメッセ』

柿本:それから、『スマートエネルギーweek2015』の1ヶ月前、1月23日(金)24日(土)の11時から18時に、北千住駅西口駅前マルイ11階のシアター1010で『あだちメッセ』が開催されます。『あだちメッセ』は足立区の食品、工業はじめ色々な分野の中小企業が消費者の皆様にアピールする足立区最大規模の展示商談会です。『スマートエネルギーweek2015』が法人向けであるのに対して、『あだちメッセ』は消費者向けのイベントになります。各企業活動の紹介や、生活に役立つセミナーも開かれ、即売所も数多く出店します。経済アナリストの森永卓郎氏の記念講演も予定されているようです。足立区は「10年先の足立区を」ということで産業創造に向けて新産業や市場の創出に力を入れており、その一環のイベントになります。毎年100社前後が出展しています。

 

加藤:御社は足立区の優良中小企業としてよく表彰されていらっしゃいます。そういった地元地域との関係があっての出展ということですね。

 

柿本:弊社は昨年から出展していますが、ここでも主にバリレス技術を展示します。足立区には勢いのある良い会社がたくさんあります、その中のひとつである仲代金属をぜひ知ってくださいという地元の方へのアピールですね。

 

小林:駅前のマルイの11階が会場ですので、買い物のついでにでも来ていただきたいなと。

 

柿本:子どもたちにも、仲代金属というすごい会社があるんだなと、将来入りたいなと思ってもらえれば。

 

 

『輝く技術 光る企業』

小林:このほかに、メディア掲載もあります。東京都の労働局が年2回発行している『輝く技術 光る企業』という雑誌があります。工業系の大学や高校に配っていて、生徒や学生たちが将来を考えるきっかけになればという目的で発行されているものです。

 

加藤:小誌も工業高校や高専を取材するので、よく知っています。

 

小林:この2015年3月発行号に弊社が掲載されます。先日加平工場で取材があったとのことなので、その様子が掲載されると思います。

 

緊張しました!

加藤:最後に今回初登場となる柿本さんと津村さん、出演してみての感想はいかがですか。

 

柿本:初めての経験で緊張し、事前に考えていたように話せませんでしたが、この番組を通して仲代金属を知ってもらえたらなと思います。

 

津村:私もこんなに明るいスタジオでの収録で緊張しましたが、とても良い経験になりました。楽しかったです。

 

加藤:みなさんありがとうございました。

 

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仲代金属 HP

オビ インタビュー

株式会社仲代金属

〒121-0055 東京都足立区加平2-9-2

℡:03-3605-7730

http://www.nakadai-metal.com/

新潟工場 〒959-1967 新潟県阿賀野市本明字下夕道391

℡:0250-62-7706

 

 

小林一貴氏(こばやし・かずたか)…1981年新潟県新発田市生まれ。安中社長の故郷でもある新潟県新発田市育ち。同社の技術に興味を持ち株式会社仲代金属に入社。新潟工場 工場長として現在に至る。

 

柿本高明氏(かきもと・たかあき)…1968年新潟県新潟市生まれ。学生時代にアルバイトをしたのをきっかけに、同社に興味を持ち株式会社仲代金属に入社。品質保証部長として現在に至る。

 

津村みゆき氏(つむら・みゆき)…新潟県新発田市生まれ。幼少よりものづくりに興味があり、前職は和裁士。新潟工場開設と同時に入社、現在に至る。

 

◆2015年2月号の記事より◆

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