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食料エネルギーを安定確保する秘策 政府にモノ申す!

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食料エネルギーを安定確保する秘策 政府にモノ申す!

◆文:池田吉康(ふるさと農園・有限会社ヤマ吉)

 

城内4自由民主党城内実衆議院議員・2014年4月号の記事より

「循環型社会、モノづくり立国のために(自由民主党・城内実衆議院議員)というBigLife21の記事を読み、思うことがあるので書きます。記事では20年後の話をされていました。それも大切ですが、現状はそんなに甘い状況でしょうか?

今抱えている課題は、余りにも複雑すぎてそんなに簡単に解決するとは思えません。何よりも、政治家には、持続可能な社会の実現を考えてほしい。
そこで、私から提案をひとつ。何事も、根本に目を向けて修正し、解決に向けた挑戦をしなければ問題は解決しません。私達が、最低限の安心出来るようになるためには、食料とエネルギーを安定的に確保していく必要があります。

食料について

日本は、弥生時代より稲作が始まり、幸いにして先人たちの努力と研究成果により生産性が非常に向上し、減反しなければならない程になりました。しかし、現状は、後継者不足により、今後も安定的に生産供給を維持し続けることができるかは心配なところです。食糧の持続的供給方法は、コメの備蓄を如何にするか、という問題抜きには語れません。

先人達は、四季のある利を生かし狭い国土で農耕民族として生活し、現在に至るまで米食文化を創り上げてきました。そこで、この確立されている技術を生かし、今後は、この有益な米を備蓄して持続可能な社会を創るべきです。備蓄方法としては、籾付きの生きている種の状態で備蓄する。そうすることで、消費者は常に鮮度の良いご飯を食べることができます。更に、発芽させることで家畜の餌にも転用できます。個人で取り組むか行政で取り組むかになりますが、備蓄する事で、家畜飼料の自給率は上がり、どんな有事にも国民は食べる事についての不安が無くなる社会になります。

 

米一人あたり、一日450gの米を食すると見積もると、年間約165kg消費することになります。金額にして165kg×350円kg=57750円です。国民1人の食の安全が165kgの米、現在価格では57750円で持続可能に守られる事になります。

従来の米は、脱穀、乾燥、籾摺りまで済ませた米を玄米にして倉庫や冷蔵庫等に保管されます。そのため、時間が経つと味が落ちる、発芽が悪くなる等、品質の低下が早いのです。古米、古古米等として、米の備蓄や米の生産調整もできず、やがて高いコストをかけた米がそのまま家畜の餌等として処理されてきました。

これを変えるべきです。収穫した米は、費用の掛る冷蔵庫保管では無く、自然の中で安定した保存に変える。籾付きの状態でトンネル内や地下室に保存するようにする。これにより、必要時に籾すりをして鮮度が良い状態で米を流通させ、食味の良い米を提供することができるようになります。

 

 

酪農に付いて

牛 (1)

ブランド品を確立して安全な食用肉や乳製品の生産をするためには、米等を発芽生育させて芽物飼料として与えるようにします。近年、貝割れ大根、芽ねぎ、発芽玄米、もやし、そば菜、とうもろこし、小麦等の研究開発が進み、芽物農産物の付加価値が非常に高い事がわかってきました。芽物農産物は、無農薬栽培、立体的栽培、工場的栽培等、効率良く短期間で栽培出来るうえに、栄養価も高いのです。さらに、発芽する事で種を守っていた酵素(フィチンサン)等が分解されるので、種の状態よりも、栄養を吸収しやすいという利点もあります。

 

牛は、本来草食動物です。現在は、麦、豆、とうもろこし等にいろいろな添加物の入った加工飼料を与えられていますが、これを、麦、豆、とうもろこし等を暗室にて発芽育成させ、その後一日程光に当て光合成させた物を餌として与えるようにすると良いでしょう。そうすることで、無農薬の自然な餌となります。ひいては、こうした餌で育った牛から、安全で免疫力の高い牛肉や牛乳が得られるようになります。

穀物の中で、一粒の種から米ほど沢山の収量の上がる穀物はありません。日本は、この生産システムを世界に広める義務があると私は思います。日本の水稲の技術、及び備蓄方法を世界に提供することで、世界中で安定した食料供給が出来る様になります。

 

 

エネルギーについて

エネルギーについては、私が過去に寄稿した記事『池田吉康(ふるさと農園・有限会社ヤマ吉) CO2を排出せず、枯渇資源を利用せず、半永久的に使用できる極小水力発電装置 モーメントパワー発電装置』を読んで頂きたい。日本を、ひいては地球の環境を守る為に早急に解決しなければならない事は、持続可能自然エネルギーを得る試作装置を実用化させ普及させる事です。

この発想を導く根本は、私が34年間芽物野菜の栽培に取り組んできた事に有ります。カイワレ大根や芽ねぎ等の芽物野菜はスプラウトであり小さな一本では商品にはなりません。200本300本集めて、はじめて一点の流通商品になります。小さな物を集める考えから自然界をみると、ミツバチがいます。ミツバチは、草木の花の咲く時期を待って一瞬のうちにあの小さな体で蜜を集めます。集まった蜜は、大量になり人々が周年利用して食べる程になります。

 

エネルギーも同様に考える事が出来ます。花の蜜を水と考えたらどうでしょう。比較にならないほどの蜜がある事になります。花は、季節もあり一時しか咲きません。しかし、水はどうでしょうか?昼夜、一年を通じて休む事無く地球を循環しています。そして、この循環する水は、地表にきめ細かく分布し、人々が生活する場所には必ずあり使用しています。この水で発電をして人々の使うエネルギーを作り出すのです。蜂、1匹を1発電装置と考えてはどうでしょうか。

大きな設備を必要とすることなく、シンプルかつ低コストで継続発電できるモーメントパワー発電装置を使用すれば、大きな川から小さな川まで、様々な水量から発電し水素を作り、その水素を集めて基地に貯めることで、エネルギーを大きくして使用することが出来ます。

 

◆試算◆
発電を水素に変換した場合 日本がプロパンガスだけを使用した場合。使用量一戸で1日0.7㎥ →1ヶ月30日計算で 0.7×30=21㎥ →日本の戸数5,759万性帯 5,759×0.7m3=4,031,300㎥ (1日のガス必要量) 

水電解水素発生装置・水素吸蔵合金水素充填装置 
電気使用量300wで30L/h発生充填 24時間で30×24=720L 0.72㎥ 
何台の装置が有ったら良いでしょうか。4,031,300÷0,72=5,600,000台必要になります。 
そのため、発電装置は、5,600,000装置になります。 
従来の水力発電装置では、水量×高さ×9.8×水車効率=300w  毎秒10L×4m×9.8×0.8=313w 
発電機1台につき毎秒10Lの水量が必要になります。 

27インチ自転車リムを使用したモーメントパワー発電装置では、水力発電理論値の8倍の発電が可能となります。 10÷8=1.25L 1装置上下で2台 1.25×2=2.5Lの水が必要になります。 
モーメントパワー発電装置は上下で発電するために発電装置は2,800,000台です。そのため、必要な水の量は2,800,000×0.0025=7,000㎥
この事は、高さが4mで毎秒7,000㎥の水が確保できれば日本国の家庭用のガスは供給できることになります。神流川発電所の水量と落差条件では、12倍で12年分の水素が取れることになります。   

ネット検索でコスト計算してみました。 
水素吸蔵合金水素充填装置 消費電力300W型  現在の価格650,000円 
水素吸蔵合金ボンベ容量:980NL 252,000円 
発電装置:198,000円 
合計:1,100,000円 
全投資金額 水素関係:(650,000+252,000)×5,600,000=5,051,200,000,000円 
発電装置:198,000×5,6000,000=1,108,800,000,000円 
合計: 6,160,000,000,000円 

ガス代金:1日使用量4,031,300㎥ @670/㎥円 4,031,300×670=2,700,971,000(1日使用金額)
2,700,971,000 ×365=985,854,415,000 (1年間使用金額) 
投資金額6,160,000,000,000÷年間使用金額985,854,415,000=6.3年間償却
水素吸蔵合金水素充填装置等は、更に、研究開発や量産体制が出来ればコストは下がると思います。この様に新しい発想の発電装置が出来ることで日本は自給出来る自然エネルギーが大量に存在することになります。試作装置の実用化をして、装置の組み合わせをすれば治水も可能になります。

 

 

治水と安定した水を得る方法

日本の自給出来るエネルギー源である沢山ある水を治水し、安定した水にする根拠となる水資源です。

小規模地域の選定

川のある谷から山越えして川のある谷の条件地域を選定。A川のある谷から山をトンネルにしてB川の谷に、反対にB川の谷から山をトンネルにしてA川の谷にこの様に落差を利用して、貯水と発電をする。発電した電気は、地域電気および水素ガスや酸素、HHOガスを作り販売や地域利用する。この様にする事で地域に降った雨を一度は貯水して治水しエネルギー源として使用する為、計画的に水を下流に流す事が出来ます。100ヘクタールの土地の場合、この100ヘクタールに1時間100mmの雨が降った場合どの位の大きさのトンネルを作れば全量の貯水が出来るか計算が立ちます。

また、貯水できる量で発電量も計算できます。貯水できる量と発電量を計算できるように、降った雨を全量貯水する事で計算しました。
実施に当たっては、常時発電しているのでもっと小さなトンネルになります。

10000×100=1000000平方メートル

1000000×0.1=100,000立法メートル

例えば、直径20mのトンネルで総延長320m有れば100,000 の水が貯水できます。

深さ10mであれば1気圧の圧縮空気が出来ます。深さが深くなれば比例した圧縮空気が出来、発電量が増えます。
 
中規模地域の選定

中流域の川のある条件の場所で流れる川の地下部分をトンネルとして貯水と発電をする。山の無いある程度の広さの地域になると川に水が集まってくるので水の集まる川の地下部分をトンネルとして貯水と発電をする。

10000ヘクタールの土地の場合、この10000ヘクタールに100mmの雨が降った場合どの位の大きさのトンネルを作れば全量の貯水が出来るか計算が立ちます。また、貯水できる量で発電量も計算できます。

貯水できる量と発電量を計算できるように、降った雨を全量貯水する事で計算しました。

10000×10000=100000000平方メートル

1000000×0.1=10000000立法メートル

例えば、直径20mのトンネル総延長31850m有れば10000000 の水が貯水できる。

深さ10mであれば1気圧の圧縮空気が出来ます。深さが深くなれば比例した圧縮空気が出来、発電量が増えます。
 
大規模地域の選定

流れる川の地下部分の他に公園等利用できる場所を増やし、計算等は中規模地域と同様に考えます。

 

まとめ

水資源エネルギーの目的は、CO2を出さない持続可能な自然エネルギーを得る事、水を貯蓄する事で洪水を防ぐ治水になりえます。海外に目を向ければ、発電と砂漠の緑化、水の流体を固定化させる事で世界に起こる自然災害を減少させる効果が見込めます。

誰もが知り、誰もが思う事でしょうがコップ一杯にはコップ一杯の水しか入りません。地球温暖化が始まり、現在に至るまで、固体であった氷や氷河が溶け出し、どれだけ流体の水になったのでしょうか。そして、まだ、これからも氷や氷河は溶け続けます。

地球温暖化の始まる前の水をコップ一杯の地球上の水としたら、現在は、どれだけの水が溢れ出し、どこに行っているのでしょうか。
氷の溶けた水は冷たく、海底に沈み、暖かい海水は上昇し、撹拌され、蒸発します。蒸発されない海水は、蓄エネルギーをします。体積を増やし、海水面を上げ、海水の温度を上げる等の蓄エネルギーです。海水の温度が上がると更に蒸発量が増えていきます。結果として、今後も更に大洪水が世界各地で起きる事になるでしょう。

更に、増えた海水は、月の引力を受け、より多くの潮の満引きを起こします。そして、この潮の満引きで動く海水は、地下プレートに日々増量したエネルギーを加え、圧力として地下プレートに働き続けます。丸い回転体であり、自転する地球にこの様な変化を加え続ければ何時、如何なる時に、現在の回転バランスを崩し、大変大きな環境破壊をするか分かりません。

 

溶け出した大量の水は、二度と人工的に氷や氷河にすることはできません。そこで、人々が、水の持つエネルギーに関心を持ち、考え、挑戦し活用する事で、地下への貯水技術も高まり、発電と治水の組み合わせも可能となり元のコップ一杯の水である地球環境に復元できると考えます。

これからを生きる人々に、環境破壊や核のゴミの様な負の遺産よりも、夢と希望の提案が社会利益に繋げられる様になればと思います。

 

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