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おとなの発明サークル最終回 – 「発明への入口はひとつじゃない」編

オビ コラム

inventor’s eye 山形発▶▶▶おとなの発明サークル No.012(最終回)

「発明への入口はひとつじゃない」編

From :山形県発明考案振興会

 

 

プリント

これまで紹介してきた発明品の数々

 

 

世の中にないものを創造する喜び

今回は「おとなの発明サークル」連載1年を振り返りつつ、発明のあれこれについて考察しましょう。

 

発明は社会の役に立ったり、工夫をしたりして生活を便利に豊かにするものです。というと、『発明をするって、難しそう……』と、つい腰が引けてしまう人も多いかもしれませんが、日常の生活の中のふとした〝思いつき〟や〝ひらめき〟、

「これは不便だから何とかしたい」「こんな物があったらいいな!」という小さなアイデアをカタチにすると考えると、そのハードルも低くなります。

 

これまでに紹介した「月山筍平地栽培技術」や「地下水の処理方法およびその処理装置」「竹炭─天と地の力」なども生活に根ざしたところから生まれた発明です。

また「ホバークラフト模型組み立てキット」などのように暮らしに潤いを与えてくれる発明もあります。

 

発明へと至る過程は決して1つではなく、これといった方程式があるわけではありません。日々の暮らしの中でヒントを見つけ、解決策を見いだして行く先が発明へとつながるのです。

発明する人の中には生み出したアイデアを試行錯誤しながらつくることが楽しみという人もいて、たとえ頭に描いた通りに行かなくがっかりしても、気をとりなおして何度もやりなおした結果、うまくいったときの達成感に喜びを見いだす人も多いようです。

そうして発明したものが特許や実用新案というカタチで世の中に認められ、役に立つことができれば発明家冥利につきることでしょう。

 

 

山形県発明考案振興会の新たな船出

さて、山形県発明考案振興会も発足してから40年になりました。最近はその活動も少しずつマンネリ化し、第一回目から参加している会員は健在ですが、新規会員が増えず存続が難しい局面を迎えていました。

そんな折り、秋山鉄工株式会社の秋山周三様の発案で、2014年8月から日本国工場敷地内に日本国末端技術研究所を開設していただき、鶴岡少年少女発明クラブの活動場所としての利用が始まりました。

さらにはNPOとしての活動に向けて準備を進め、今年5月11日、「特定非営利活動法人 日本国末端技術研究所」として認可、登録が決定。その事業の一環として、おとなのモノづくり事業も登録してあり、山形県発明考案振興会の参加も織込み済み。

この秋から材料、部品、工具、各種道具が揃った会場で活動していきます。

考えたものを忘れないうちにすぐ試作できるこの環境で、新しい発想の具体化が望めることになります。また新しい会員の獲得にも大きなメリットです。これからも山形の地から、新しい発明が発信されることが期待されています。

 

 

【鶴岡少年少女発明クラブNEWS】

9月9日から11日まで鶴岡市櫛引公民館にて、第47回 鶴岡田川地区小中高校 児童生徒考案創作展が開催。
当クラブより15点出品し、今間陽南乃(ひなの・小5)さんの、本の冊数に合わせて幅を変えられる「ピタッとはさめるブックスタンド」が最高賞の山形県発明協会会長賞に輝きました。

今間穂乃海(ほのみ・小2)さんの、遅く帰るお父さんのために考案した「ほれい ほおんカヤ」と、國井亜門(あもん・小4)くんの弟がまっすぐ字を書けるようにと考えた「カタカタじょうぎ」は努力賞をいただきました。

現在は10月21日から23日まで開催される第51回山形県発明くふう展に出品するために、さらに改良を重ねています。健闘を祈る!

 

プリント

(左から)最高賞に輝いた「ピタッとはさめるブックスタンド」と、努力賞を獲得した「ほれい ほおんカヤ」「カタカタじょうぎ」

 

 

◎今月の発明家の言葉 〜Inventor’s Voice〜

発明することの方が、発明したことよりもずっと面白いことだ。

カール・ベンツ(Karl Friedrich Benz)…ドイツのエンジン設計者、自動車技術者。世界初の実用的なガソリン動力の自動車を発明し、妻のベルタ・ベンツとメルセデス・ベンツの基盤を築いた。

 

オビ コラム

【秋山鉄工株式会社】

本社工場

〒997-0011山形県鶴岡市宝田1丁目10-1

TEL 0235-22-1850

http://akiyamatekkou.tumblr.com

日本国工場

〒997-0017山形県鶴岡市日本国254-6

 

 

◆2016年10月号の記事より◆

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